なんとプロゲーマー育成の為の専門学校があると言う。
東京アニメ・声優専門学校が始めた新しい学科。
プロゲーマー学科の正式名称は
『e-sportsプロフェッショナルゲーマーワールド』
e-sportsのプロ、アマの競技人口は世界で5500万人。
年収は1億円を稼ぐプロもいるある種、夢のある職業です。
さらに専攻学科があり、以下のように分かれています。
e-sports 総合プロゲーマー専攻
プロゲーマー、プロゲームチームのマネージャーを目指すための専攻。FPS,RTS、格闘などさまざまなe-sportsタイトルゲームに挑戦し、プロマインドやゲームの戦略や戦術を習得していきます。将来は世界で通用するプロゲーマー、プロチームのマネージャーを目指します。
e-sports ビジネス&宣伝プロモーション専攻
e-sports業界、ゲーム業界で就職や起業を目指すための専攻。e-sportsビジネスに関わる基礎知識やマーケティング・スポーツビジネスのノウハウを習得します。将来はゲームメーカー、イベント会社、マーケティング企業への就職やe-sportsでの起業を目指します。
e-sports ゲーム実況・MC&声優専攻
e-sports退会の舞台で活躍するゲーム実況・MCを目指すための専攻。あらゆる舞台で活躍するプロの実況者や司会者を講師陣に迎え、世の中にe-sportsの熱狂を「言葉」で伝えるための知識や技術を習得します。将来はさまざまなe-sportsの大会やイベントで活躍できるゲーム実況・MCを目指します。
e-sports イベント&テクニカルスタッフ専攻
e-sportsの退会やイベントを作り上げるスペシャリストを目指すための専攻。e-sportsの退会やイベントを「企画する」、「作る」、「運営する」、「伝える」ための基礎知識や技術を習得します。将来はe-sports大会やイベントのプロデューサー、ディレクター、テクニカルスタッフを目指します。
確かに夢はある・・・けど、プロゲーマーの裏方のスキルは大変使えそうですが夢を売りにする肝心のプロゲーマーとしてのスキルは将来的にどうなんでしょう??なんて思っちゃいます。
もし世界を轟かせるプロゲーマーになれば、様々なオファーが来る良いご時勢になったのはわかります。でもそんなプレイヤーは競技人口5500万人のうちのほんの一握り。
日本であればまず最低でも該当ゲームで全一くらいにはならないと厳しいと思います。
どれほどの茨の道か。
しかも、もしスタープレーヤーになったとして、実際にプロプレイヤーとしてプレイできる現役生命はそれほど長くありません。やはり後に活かす別なスキルが必要になってくるように思いますが、そんな事をやっていたらまず全一、世界一のプレイヤーになんてなれませんからね。
ある種キチガイにならないと凄腕のプレイヤーにはなれないっていう罠。
人生においてほぼそのキチガイな時間に裂いてきたその代償は決して安くなく、他の人が持ち合わせているスキルはかなり忘れ去って来ているワケで、年齢が行けば行くほど後遺症となり、行きづらい状況にもなるリスクがある。
だから後々の為にマネージメントも色々覚えておきましょう!
なんて事をこの専門学校はきっと教えるでしょう。
でもそれではキチガイなスタープレイヤーにはなれません!つまりだいぶ矛盾が出てしまうわけで、やはり学校からプロゲーマーを産出するのは難しいのではないかな?とか思ったり。
器用にやってのける人も中にはいるはいます。そんな人ほど過去の栄光の上に乗っかり、コミュニティ、ビジネスに力を入れ始めます。でもやっぱりゲームの世界。上手くなければ威厳を保てず、やがて過去の栄光は錆びれて使い物にならなくなってしまったりとか。
将来を考えると非常に難しい職業じゃないかな~と。